ウォレット(wallet)の種類
仮想通貨/暗号通貨(ビットコイン)を所有するには、安全な保管場所が必要だと分かりました。そしてその保管場所がウォレット(wallet)であることも分かりました。ウォレットは、銀行でいえば銀行口座に相当します。
では、どこでどうやって作れば良いでしょうか。
ウォレットは、自分の所有するパソコンやスマホなどのモバイル端末、インターネットのオンライン上でも作ることは可能です。オンライン上でのウォレット作成サービスは、いろいろなサイトで提供されています。
自分のPCやスマホにウォレットを作る場合
では、自分のパソコンやスマートフォンにビットコインのプログラムをインストールしてみましょう。どこからビットコインのプログラムをダウンロードすれば良いでしょうか。
主なサイトを紹介します。
1.ビットコインの過去の取引データ全てをダウンロードする場合(フルインストール)
これは、いわゆる「採掘」してビットコインを得ようという場合に必要です。しかし、このサービスが開始された2009年以降の全ての、世界中の取引データをダウンロードします。このため、ハードディスクに大きな空き容量が必要です。
しかも、今この瞬間にもどんどん取引が行われていますから、必要なハードディスク容量はとても大きいです。1TBの空き容量では足りなくなる日も来ることでしょう。
スマホで完全版をインストールするのは、外付HDDを使うとしても無謀かもしれません。高性能なPCにインストールすることになります。
このフルインストール版を配布しているソフトウェアの例は以下の通りです。
- ビットコインコア:https://bitcoin.org/ja/download
2.必要最小限のデータのみダウンロードする場合(簡易版)
採掘はせず、ビットコインの送金や受け入れができれば十分だという場合、2009年以降の膨大な取引データをインストールする必要はないでしょう。この場合、ビットコインを使うための必要最小限のデータだけあれば十分だということになります。
このタイプのウォレットは、PCに加えてスマホでも使うことができます。
簡易版を配布しているソフトウェアの例は以下の通りです。
- Jaxx:https://jaxx.io/
なお、jaxxはビットコインだけでなく、その他の仮想通貨/暗号通貨(アルトコイン)の保存もできます。使い方を詳細に解説した記事を作成しましたので、ご覧ください。
3.インターネット上にウォレットを作る場合
自分のPCやスマホでなく、インターネット上の様々なホームページでウォレットを作ることもできます。
PCでビットコインを使っていてバックアップを取っていない場合、PCが壊れてしまうと永遠にビットコインを使うことができません。また、スマホの場合、スマホを紛失してしまうとやはり使えなくなってしまいます。
しかし、インターネット上にウォレットを置いておけば、PCが壊れる、スマホを紛失するというリスクはなくなります。いくつものPCやスマホを使っている場合にも便利でしょう。
このように手軽なのがメリットです。しかし、そのサイトがハッキングの被害に遭うと、自分のビットコインがすべて失われるリスクがあります。
その点では、上記した「自分のPCやスマホにウォレットを作る場合」に比べると少々不安です。多額の資金を保管するのには向かないでしょう。
このタイプのウォレットを提供している会社例は以下の通りです。
- BLOCKCHAIN info:https://blockchain.info/
ウォレットはどこに作るべきか?
上記のようにウォレットは大まかに、パソコン、スマートフォン、オンライン上の3パターンで作れることが分かりました。では、この3パターンのうち、どこに作ったら良いのでしょう?
それぞれのメリットやデメリットを考えていきましょう。
なお、「取引所でウォレットを作る」というパターンは、「インターネット上にウォレットを作る」に属しています。取引所でウォレットを作るとは、すなわち「口座開設」を意味します。
この方法については、『ビットコインの口座開設』のページで詳しく説明しています。
