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レバレッジを利かせた取引が出来るサービスは

ビットコインの投資では、レバレッジを利かせた取引ができます。すなわち、手元資金よりも大きな金額の取引ができます。しかし、各取引所の説明を見ますと、名前の段階からかなり違うことが分かります。

例えば、以下の通りです。

ビットフライヤー(bitFlyer) FX、先物(2種類)
コインチェック(coincheck) 信用取引
ビットバンクトレード(bitbank Trade) 先物
ビットポイント(BITPoint) レバレッジ取引、FX(2種類)
ザイフ(Zaif) 信用取引、先物(2種類)

これらはすべて、レバレッジを使った取引が可能です。では、取引の仕組みは全て同じでしょうか。・・・実際にはかなり異なります。そこで、その内容を確認しましょう。

レバレッジを利かせた取引の3類型

レバレッジを利かせた取引と言えば、3つあるといえるでしょう。FX(外国為替証拠金取引)、信用取引、そして先物です。

FX

一般的には、FXと言えば外国為替証拠金取引を指すでしょう。この場合、顧客から見て、取引の相手方はFX業者です。取引に際し、お金をFX業者から借りるわけではありません。差金決済です。FXの詳細については、「仮想通貨/暗号通貨の証拠金取引(FX)とは?」をご覧ください。

信用取引

一般的には、信用取引と言えば株取引を連想する場合が多いでしょう。この場合、顧客から見て、取引の相手方は他の市場参加者です。売買に際し、資金や株式などをあらかじめ借りる取引を指します。

なお、上の説明では、FXと信用取引の違いが良く分からないかもしれません。そこで、もう少し詳しく考えます。

信用取引の場合、資金または株式等を借ります。そして、それを使って売買します。例えば、信用買いする場合、証券金融会社から融資を受けて買うことになります。融資ですから、返済期限があります。返済期限がないという取引もあります。

一方、FXの場合は、取引に際してFX業者からお金を借りて自分のものにするわけではありません。FX業者の手元にある資金をそのまま使って売買します。融資でないので、返済期限はありません。そして、取引開始と終了時の差額だけ資金をやり取りします。これを差金決済といいます。

このような違いはありますが、「他人の資金を使って取引する」という点は同じでしょう。そしてもう一つ、先物があります。

先物

一般的には、日経平均先物などを指すことが多いと思います。この場合、顧客から見て、取引の相手方は主に他の市場参加者です。先物取引とは、特定の期日に特定の商品等を、特定の金額で売買するという約束のことです。

例を見ながら考えましょう。

今は資金がないけれど、1か月後には資金があるとします。そして、その資金を使って、日経平均先物を買いたいと考えたとします。しかし、今はお金がないから買えません。

そこで、「1か月後に日経平均株価を××円で買うよ」という約束をして買います。これを先物取引といいます。1か月後に価格が急騰していても、約束した値段で買えますから利益になります。その逆なら損になります。

FX、信用取引、先物の違いが、トレードにどのように影響する?

では、上で確認した違いは、私たちのトレードにどのように影響してくるでしょうか。類似点と相違点を確認しましょう。

FX、信用取引、先物の類似点

3つの取引の類似点は数多くありますが、「入金額よりも大きな金額の取引ができる」ことが最大の類似点でしょう。

現物取引の場合、手元資金が10万円ならば取引可能額も10万円です。しかし、レバレッジを利かせた取引の場合、10万円よりも大きな額で取引可能です。手元資金の何倍まで取引できるかというのは、ビットコイン業者や取引設定によって異なります。

取引所間のレバレッジ比較につきましては、別記事「取引所のレバレッジを比較」でご確認ください。

FX、信用取引、先物の相違点

では、相違点はどこでしょうか。この3つはそもそも違う取引方法ですから、様々な点で相違点があるでしょう。そこで、私たちユーザーから見て異なる点に絞って考察しましょう。

相違点1:取引期限

例えば、レバレッジ取引でビットコインを買ったとしましょう。その買ったビットコインを決済しないで、そのまま持ち続けることができるか?ということです(取引を終了することを「決済」といいます)。

FX型 期限無し
信用取引 返済期限あり
先物型 限月(げんげつ)で決済

FX型:いつまでも保有可能です。
取引開始日に決済しても良いですし、極端な話、1年後に決済しても大丈夫です。ただし、スワップポイントの支払いがありますので、長期の保有には向きません。

信用取引:仮想通貨/暗号通貨や資金を借りて取引します。
よって、返済期限があります。返済期限になると、自動で再借入れして取引を継続できます。何らかの理由で再借入れできない場合は、期限が到来したら取引は終了となります。

先物型の取引は、限月(げんげつ)で決済します。
先物とは、将来の特定の日に特定の価格で買います(売ります)という約束をして取引する方法です。その特定の日を限月と言います。

よって、限月が来たら取引は終了です。それよりも長期間保有したかったら、改めて別の限月で取引します。なお、限月が来る前に取引を終了させることもできます。

相違点2:スワップ(金利)

業者名 1日あたりの金利
買い 売り
FX型 bitFlyer △0.04% △0.04%
BITPoint △0.035% △0.035%
信用取引 coincheck △0.04% △0.05%
BITPoint △0.035% △0.035%
Zaif △0.039% △0.039%
先物型 Bitbank Trade 不要 不要
bitFlyer △0.04% △0.04%
Zaif △0.039% △0.039%

スワップポイント、借入手数料、レバレッジ手数料など、取引所によって名前が違います。しかし、本質的には同じです。他人の資金を使って取引しますから、金利が必要ということです。

しかし、先物は違います。「ある特定の将来の日付に取引するという約束」ですから、他人の資金で取引しているわけではありません。すなわち、金利は不要です。なお、bitFlyerの「Lightning Futures」とZaifの先物取引は先物ですが、日々の経費が必要です。これは、名称に関わらず「取扱手数料」という意味合いでしょう。

短期取引の場合、この金利はあまり問題にならないかもしれません。というのは、ビットコインは値動きが大きいので、この金利は誤差の範囲だといえそうだからです。

しかし、10日間、20日間とポジションを継続的に保有する場合は、支払金利が気になるかもしれません。この場合は、先物型のビットコイン取引所を使うことが選択肢になります。

相違点3:取引単位

取引単位も異なりますので、確認しましょう。

FX型、信用取引 通常の売買と同じ
先物型 bitbankTrade:1枚単位
bitFlyerとZaif:通常の売買と同じ

「通常の売買と同じ」とは、例えばビットコインを1BTC買い、対価として現金を支払うという具合です。特に変わった点はありません。

しかし、bitbankTradeの先物の場合は1枚単位の取引となります。1枚とは、100米ドル相当のビットコインです。

通常ならば、売買したいビットコインの数量を決めて、それを元に必要な金額が計算されます。先物はその逆で、先に100米ドルという金額があって、その金額で買えるビットコインの数量だけ取引します。

この先物のシステムは、実に分かりやすいです。

というのは、ビットコイン価格はとても大きく変動するからです。1BTCが4万円だった時のイメージで1BTCを買おうと思ったら、価格が10万円になっていてビックリ!といったことはありません。

常に1枚=100米ドルなので、1年前も、今日も、そして1年後も1枚=100米ドルです。取り扱いが楽です。

少々細かい話まで踏み込んでしまいましたが、ビットコインのレバレッジ取引の類似点と相違点を確認しました。どれが優れていて、どれが悪いというものではありません。皆様のお好みの方法で取引しましょう。

では、各取引所はどの取引方式になるでしょうか。順に確認しましょう。

先物型のビットコイン取引所:bitbank Trade、bitFlyer、Zaif

bitbank Tradeロゴ

先物型のビットコイン取引所は、bitbank Trade、bitFlyer、Zaifがあります。

bitbank Tradeは、スワップポイント(金利)が不要という他の取引所にはないメリットに加えて、ちょっとしたことで取引手数料が割引になります。お得な情報やbitbankTrade特徴につきましては、別記事「bitbank Tradeの特徴」でご確認ください。

bitFlyerとZaifの先物取引は、FX型取引に決済期限が設定されていると理解したほうが分かりやすいでしょう。決済できずにいつまでもトレードを続けてしまう…という悩みがある場合、こちらを検討してみましょう。

信用取引:coincheck、BITPoint(レバレッジ取引)、Zaif

coincheckとBITPointロゴ

coincheck、BITPoint、Zaif のレバレッジ取引は、資金やビットコインを借りて取引します。このため、信用取引です。取引所での取引ですので、取引の相手方は、他の市場参加者です。

MT4が使えるビットコイン取引所【BITPoint】

BITPointロゴ

BITPointは、2種類の取引が可能です。1つは、coincheckと同じ信用取引です。もう一つは、外国為替証拠金取引(FX)と全く同じ形式の取引です(ビットポイントFX)。よって、取引の相手方はBITPointです。

なお、この取引ではMT4というツールを使います。MT4は、FXで世界的に使用されている超高性能取引ツールです。

また、BITPointは、MT4でのサービス提供に関し、カバー取引をしています。いわゆる「呑む」行為をしていないので、安心して取引できます。

用語:カバー取引

顧客が買い注文を出す場合、業者は売ります。すなわち、業者は売りのポジションを持ちます。その後、価格が上昇すると、業者は損になってしまいます。そこで、業者は顧客に売ると同時に他の業者から買い付けます。こうすることで、業者はポジションをゼロにして価格変動リスクを排除します。

すなわち、業者にとっては、顧客との売買と他の業者との売買のわずかなレート差で収益を得ることになります。まさに薄利多売です。

FX型の取引所:【bitFlyer】

bitFlyer,J-Bits,Kraken縦ロゴ

FX型の取引所としては、bitFlyerがあります。FXと同じ仕組みと考えられますが、取引の相手は取引所を運営している会社でなく、取引所に参加している他の市場参加者です。このため、FXと同じとは言えませんが、FX型と言えるでしょう。

FX型のレバレッジ取引が出来る取引所【2選】

次頁は、各業者の「強制ロスカットになりづらい」口座を比べてみます。

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